問3 2013年1月実技生保顧客資産相談業務

問3 問題文と解答・解説

問3 問題文

MさんのAさんに対するアドバイスに関する次の記述(1)〜(3)について,適切なものには○印を,不適切なものには×印を解答用紙に記入しなさい。

(1) 「Aさんが60歳でX社を定年退職し,再就職しない場合,老齢厚生年金の繰上げ支給を請求することも検討事項となりますが,老齢厚生年金を繰り上げる場合,老齢基礎年金も同時に繰り上げることになります」

(2) 「Aさんが60歳以後もX社に勤務し,賃金が60歳到達時点に比べて85%未満に低下した場合は,所定の手続により,原則として雇用保険から高年齢雇用継続基本給付金が支給されます」

(3) 「Aさんが65歳まで厚生年金保険の被保険者としてX社に勤務する場合,妻Bさんは,Aさんが65歳でX社を退職するまで国民年金の第3号被保険者となります」

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問3 解答・解説

60歳以降の社会保険の加入と給付に関する問題です。

(1) は、○。老齢厚生年金の繰上げは、老齢基礎年金と同時に請求しなければならないため、老齢基礎年金の支給開始年齢を繰り上げると、老齢厚生年金も同時に繰上げ受給することになります。

(2) は、×。雇用保険の高年齢雇用継続給付は、60歳到達時等の時点に比べて賃金が75%未満に低下した、60歳以上65歳未満の一般被保険者の方に支給されます(高年齢雇用継続基本給付金と高年齢再就職給付金の2種類)。

(3) は、×。国民年金は20歳〜60歳までが加入期間ですから、配偶者に扶養されていた第3号被保険者が60歳になると、配偶者が在職中であっても自動的に第3号被保険者資格を喪失します。

問2             第2問
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