問8 2012年5月学科

問8 問題文と解答・解説

問8 問題文択一問題

厚生年金基金および確定給付企業年金に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

1.厚生年金基金の掛金は、規約の定めと加入員本人の同意があれば、加入員本人の負担割合を5割超とすることができる。

2.厚生年金基金の老齢年金給付の支給開始年齢は、支給対象者に係る老齢厚生年金の受給権取得時期にかかわらず60歳である。

3.確定給付企業年金は、規約の定めと加入員本人の同意があれば、加入員本人が掛金の一部を負担することができる。

4.確定給付企業年金の老齢給付金は、終身年金または確定年金の支給に限られ、一時金で支給することは認められていない。

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問8 解答・解説

厚生年金基金・確定給付企業年金に関する問題です。

1.は、不適切。厚生年金基金は、いわゆる3階部分の年金として厚生年金に上乗せ支給されるものですが、上乗せ部分の掛金は、全額事業主負担で、従業員の自己負担はありません。

2.は、不適切。老齢厚生年金の支給開始年齢の引き上げに伴い、厚生年金基金も支給開始年齢が引き上げられ、60〜65歳が支給開始年齢となります。

3.は、適切。確定給付企業年金の掛金は事業主が負担しますが、年金規約に定め、加入者(従業員)の同意を得ることで、加入者が掛金の一部を負担することも可能です。

4.は、不適切。確定給付企業年金の老齢給付金は、終身年金や確定年金といった年金形式以外にも、一時金での支給も認められています。

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