問2 2012年9月実技損保顧客資産相談業務

問2 問題文と解答・解説

問2 問題文

Mさんは,Aさんに対して,国民年金基金の概要について説明した。Mさんが説明した以下の文章の空欄(1)〜(4)に入る最も適切な語句または数値を,下記の〈語句群〉のイ〜ヌのなかから選び,その記号を解答用紙に記入しなさい。

国民年金基金は,会社員や公務員に比べて老後の年金収入が手薄といわれる自営業者等に対し,ゆとりのある老後を過ごすことができるよう,老齢基礎年金に上乗せする年金を支給するための公的な年金制度である。
国民年金基金には,25の職種ごとに設立され,同種の事業または業務に従事する者が加入する(  1  ) 国民年金基金と,47の都道府県ごとに設立され,同一の都道府県に住所を有する者が加入する地域型国民年金基金とがある。
国民年金基金に加入できる者は,原則,国民年金の第1号被保険者で国民年金の保険料として月額(  2  )円(平成24年度価額)を納付している者である。毎月の掛金の額は,加入時の年齢や性別,選択する給付の型や口数によって異なるが,( 3  )円が上限となっている。最初の1口目は (  4  ) 年金のA型,B型のいずれかを選択して加入し,2口目以後は所定の7種類の型から任意に選択して組み合わせることができる。

〈語句群〉
イ.業務型   ロ.職能型   ハ.終身   ニ.確定   ホ.定期
ヘ.14,980   ト.15,100   チ.16,900   リ.48,000   ヌ.68,000

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問2 解答・解説

国民年金基金に関する問題です。

国民年金基金は、国民年金の第1号被保険者の老齢基礎年金に上乗せ支給するもので、「地域型」と「職能型」の2種類あります(同時加入は不可)。
●地域型:都道府県ごとに設置。その地域に住んでいる第1号被保険者が加入。
●職能型:25職種ごとに設置。各基金が定めた事業・業務に従事する第1号被保険者が加入。

また、国民年金基金に加入するには、国民年金の第1号被保険者で保険料(平成24年度価額で月額14,980円)を納付していることが必要なため、国民年金の免除者(一部免除等含む)は、国民年金基金に加入できません(農業者年金の被保険者も不可)。

掛金は終身年金か確定年金か等の給付形式の選択と、加入時の年齢によって決まりますが、掛金の上限は月額68,000円です。
また、国民年金基金の1口目は必ず終身年金(65歳から支給)となり、2口目以降は終身年金か確定年金かを選択できます。

従って正解は、(1) 職能型、(2) 14,980、(3) 68,000、(4) 終身

問1             問3
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