問24 2012年9月学科
問24 問題文択一問題
平成24年4月以降に発行された個人向け国債(復興応援国債を除く)の仕組みと特徴に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1.10年満期の個人向け国債の適用利率は、「基準金利×0.66」である。
2.5年満期の個人向け国債は、変動金利型で半年ごとに利率が決定されるが、最低金利が保証されている。
3.3年満期の個人向け国債は、毎月発行される。
4.個人向け国債は、いずれのタイプも、発行から1年経過すれば理由を問わずにいつでも換金できる。
問24 解答・解説
個人向け国債に関する問題です。
平成23年12月募集分から、従来の「個人向け国債」は全て「個人向け復興国債」となり、購入代金は東日本大震災からの復興を図る施策に使われています(商品性は従来の個人向け国債と同じ)。
3年:固定金利(基準金利-0.03%),中途換金は第2期利子支払日以降(発行後1年),毎月発行
5年:固定金利(基準金利-0.05%),中途換金は第2期利子支払日以降(発行後1年),年4回発行
10年:変動金利(基準金利×0.66),中途換金は第2期利子支払日以降(発行後1年),年4回発行
1.は、適切。変動10年の個人向け国債の適用利率は、「基準金利×0.66」です。
2.は、不適切。個人向け国債5年物は、固定金利型で利払い半年ごとです。また最低金利(年0.05%)は3年、5年、10年物全てで保証されています。
3.は、適切。個人向け国債のうち、3年物は毎月、5年物と10年物は年4回発行です。
4.は、適切。個人向け国債は、3年固定・5年固定・10年変動のいずれも、発行から1年経過後、理由を問わずいつでも換金可能です。
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