問24 2010年9月学科
問24 問題文択一問題
平成22年7月から新たに3年満期の個人向け国債が発行されているが、個人向け国債の仕組みと特徴に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1.3年満期の個人向け国債は、固定金利型で半年ごとに利払いがあり、発行から1年経過以後であれば中途換金できる。
2.5年満期の個人向け国債は、固定金利型で半年ごとに利払いがあり、最低金利が保証されている。
3.10年満期の個人向け国債は、変動金利型で半年ごとに利払いがあり、1万円から購入できる。
4.個人向け国債は、3年満期、5年満期、10年満期のものがあり、いずれも毎月発行される。
問24 解答・解説
個人向け国債に関する問題です。
個人向け国債は、平成22年から新たに固定3年ものが追加され、3種類となりました。
3年・・・固定金利(基準金利−0.03%)、中途換金は第2期利子支払日以降、毎月発行
5年・・・固定金利(基準金利−0.05%)、中途換金は第4期利子支払日以降、年4回発行
10年・・・変動金利(基準金利−0.80%)、中途換金は第2期利子支払日以降、年4回発行
1.は、適切。個人向け国債3年物は、固定金利型で利払い半年ごとで、発行から1年(第2期)経過以後であれば中途換金できます。
2.は、適切。個人向け国債5年物は、固定金利型で利払い半年ごとです。また最低金利(年0.05%)は3年、5年、10年物全てで保証されています。
3.は、適切。個人向け国債10年物は、変動金利型で利払い半年ごとです。また3年、5年、10年物全てで1万円から購入できます。
4.は、不適切。個人向け国債のうち、3年物は毎月、5年物と10年物は年4回発行です。
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