問5 2012年9月学科
問5 問題文択一問題
国民年金の保険料免除制度に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1.第1号被保険者で障害基礎年金または障害等級1級もしくは2級の障害厚生年金を受給している者は、法定免除の対象となる。
2.申請免除は、被保険者および世帯主または配偶者の前年の所得状況等に応じて、全額免除、4分の3免除、半額免除、4分の1免除に分けられる。
3.第1号被保険者で一定の大学等の学生は、年齢および本人の所得にかかわらず、学生納付特例の適用を受けることができる。
4.学生を除く30歳未満の第1号被保険者は、本人および配偶者の前年の所得がそれぞれ一定金額以下の場合、同居の世帯主の所得にかかわらず、若年者納付猶予の対象となる。
問5 解答・解説
国民年金の保険料免除に関する問題です。
1.は、適切。国民年金保険料の法定免除とは、国民年金の第1号被保険者のうち、障害基礎年金や障害厚生年金(3級は除く)の受給者や、生活保護受給者、ハンセン病等の療養所収容者等が、届け出ることで保険料が全額免除となる制度です。
2.は、適切。国民年金の申請免除とは、被保険者・世帯主・配偶者の前年の所得状況等に応じて、保険料の全額・4分の3・半額・4分の1のいずれかを免除する制度です。
3.は、不適切。学生納付特例を受けるには、学生本人の年齢が20歳以上で、所得が一定額以下であることが必要です。
4.は、適切。若年者納付猶予制度では、学生を除く30歳未満の第1号被保険者は、同居している世帯主・親の所得は考慮されず、本人と配偶者の前年の所得が一定基準以内であれば、適用されます。
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