問4 2012年1月学科
問4 問題文択一問題
国民年金に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
1.第2号被保険者の被扶養配偶者である19歳の専業主婦は、第3号被保険者である。
2.学生を除く30歳未満の第1号被保険者は、同居している親の所得が一定額以上ある場合は他の要件にかかわらず、若年者納付猶予制度の適用を受けることができない。
3.免除された国民年金の保険料は、5年を超えると追納することができない。
4.被用者年金制度の被保険者ではない60歳以上の者は、所定の要件を満たせば、一定の期間、国民年金に任意加入することができる。
問4 解答・解説
国民年金に関する問題です。
1.は、不適切。国民年金の被保険者は、原則20歳以上60歳未満の人ですので、第2号被保険者に扶養される専業主婦でも、20歳になるまでは第3号被保険者となりません。
2.は、不適切。若年者納付猶予制度では、学生を除く30歳未満の第1号被保険者は、同居している親の所得は考慮されず、本人と配偶者の前年の所得が一定基準以内であれば、適用されます。
3.は、不適切。免除された国民年金の保険料は、10年以内であれば追納できます。
4.は、適切。厚生年金や共済年金といった被用者年金の被保険者でない場合、60歳以上でも、所定の要件を満たせば、一定期間国民年金に任意加入できます。
通常任意加入は、老齢基礎年金の支給額を満額に近付けるために利用されます。
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