問1 2012年1月実技生保顧客資産相談業務

問1 問題文と解答・解説

問1 問題文

Mさんは,Aさんに対して,「ねんきんネット」の画面の内容について説明した。Mさんの説明に関する以下の文章の空欄(1)〜(3)に入る最も適切な語句を,下記の〈語句群〉のア〜キのなかから選び,その記号を解答用紙に記入しなさい。

加入期間の情報によると,Aさんの国民年金の納付月数合計は122月であるが,このなかには半額免除月数の12月が含まれている。Aさんが半額免除の適用を受けていた期間については,この期間に係る保険料の追納がない場合,当該半額免除期間の(  1  )に相当する月数がAさんの将来の老齢基礎年金の年金額に反映される。また,未納月数の6月に係る保険料については,2年を経過すると時効にかかるため,早めの納付を検討すべきである。なお,Aさんが20歳以降で大学生であった期間については,国民年金の(  2  )期間であることから,国民年金の納付月数合計に含まれていない。
Aさんは,平成23年12月時点において,老齢基礎年金の受給資格要件である(  3  )の加入期間を満たしている。

〈語句群〉
ア.3分の2    イ.4分の3     ウ.任意未加入    エ.納付猶予    オ.180月
カ.240月     キ.300月

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問1 解答・解説

国民年金の加入期間に関する問題です。

国民年金の半額免除期間のうち、平成21年3月分までは3分の2、平成21年4月分以降は4分の3が将来の老齢基礎年金に反映され、加入期間としては全期間が反映されます。
また、未納分の年金保険料は、2年を超えると時効で納められなくなるため、Aさんの平成23年分の未納については早めの納付を検討すべきといえます。

なお、現在は20歳以上60歳未満の人には国民年金への加入義務がありますが、平成3年以前は20歳以上でも学生は任意加入となっていました(現在は学生納付特例により、保険料の納付猶予期間とすることができます。)ため、国民年金の納付月数に含まれません。

以上により、Aさんの国民年金の加入期間は、
納付済110月+半額免除12月+厚生180月=302月 となりますので、として、老齢基礎年金の受給資格要件「300月(25年)の加入期間」を満たしていることになります。

以上により正解は、(1) 3分の2、 (2) 任意加入、 (3) 300月

第1問             問2
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