問3 2011年9月実技損保顧客資産相談業務
問3 問題文
MさんのAさんへのアドバイスに関する次の記述(1)〜(3)について,適切なものには○印を,不適切なものには×印を解答用紙に記入しなさい。
(1)
「妻Bさんの育児休業期間中の厚生年金保険の保険料は,妻Bさんを使用する事業所の事業主が所定の申出をすることにより,育児休業開始月から育児休業終了日の翌日が属する月の前月までの期間について免除されます」
(2)
「育児休業期間中に厚生年金保険の保険料を免除された場合,当該保険料免除期間は,厚生年金保険の保険給付の額を計算する際,保険料を納付した期間と同様に扱われます」
(3)
「仮に,妻Bさんが出産を機に会社を退職し,その後国民年金の第3号被保険者となった場合,妻Bさんは,月額400円の付加保険料を納付することにより老後の年金収入を増やすことができます」
問3 解答・解説
公的年金のアドバイスに関する問題です。
(1)
は、○。育児休業を取得した場合、育児休業期間中の厚生年金保険料は、会社が申し出ることで、被保険者負担分も事業主負担分も免除されます。
(2)
は、○。育児休業中の保険料免除期間は、保険料を払っていたものとみなされるため、将来受け取る厚生年金の給付額が減額されず、保険料を納付した期間と同様に扱われます。
(3)
は、×。国民年金の第1号被保険者は、月額400円の付加保険料を納付することで、老後に付加年金を受け取ることができますが、第3号被保険者は、付加年金に加入できません。
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