問14 2013年1月実技中小事業主資産相談業務

問14 問題文と解答・解説

問14 問題文

純資産価額方式によるX社の1株当たりの株価を求めなさい。計算過程を示し,答は円未満を切り捨て,円単位とすること。なお,純資産価額の算出に際して適用される評価差額に対する法人税等に相当する金額の算出にあたっては,平成24年10月1日現在の基準(復興特別法人税を含む)によるものとすること。

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問14 解答・解説

1株当たりの純資産価額に関する問題です。

1株当たりの純資産価額について、数式は以下の通りです。
株価=(相続税評価額の総資産価額−負債合計額−評価差額の法人税相当額)÷発行済株式総数
※評価差額の法人税相当額=(相続税評価額の純資産額−帳簿価額の純資産額)×42%

上記の法人税相当額の計算式は、平成22年10月1日から「45%」となっていましたが、東日本大震災による復興特別法人税の創設等の影響により、平成24年4月1日からは「42%」となりました。

よって、問題文の数値を数式に当てはめていくと、 
相続税評価額の純資産価額=2,270百万円−770百万円=1,500百万円
帳簿価額の純資産額=1,420百万円−770百万円=650百万円
評価差額の法人税相当額=(1,500百万円−650百万円)×42%
           =850百万円×42%=357百万円

ここで相続税評価額の総資産価額−負債の合計額=相続税評価額の純資産額 ですので、
株価=(1,500百万円−357百万円)÷600,000株
  =1,143百万円÷600,000株=1,905円

問13             問15
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