問17 2012年9月実技資産設計提案業務
問17 問題文
下記<資料>は、会社員の山田卓二さんの平成23年分の「給与所得の源泉徴収票」である。<資料>の空欄(ア)にあてはまる所得控除の額の合計額として、正しいものはどれか。なお、問題作成の都合上、源泉徴収票の項目の一部を空欄(※)としている。
<資料>
1. 1,110,264(円)
2. 1,870,264(円)
3. 2,250,264(円)
4. 2,375,664(円)
問17 解答・解説
源泉徴収票と所得控除の合計額に関する問題です。
源泉徴収票の「控除対象配偶者の有無等」欄には「有」に「*」が記載され、「扶養親族の数」欄には「その他」の欄に「1」が記載されています。これはそれぞれ一般の控除対象配偶者・扶養親族に該当します。
よって、資料の源泉徴収票により、山田さんが適用を受けられる所得控除は以下の通りです。
配偶者控除 :38万円
一般扶養控除 :38万円
社会保険料控除:96万0,264円
生命保険料控除:10万円
地震保険料控除:5万円
基礎控除 :38万円
所得控除の合計=38万円+38万円+96万0,264円+10万円+5万円+38万円
=225万0,264円
※住宅借入金等特別控除(住宅ローン控除)は、「税額控除」ですので、所得金額を計算して算出された所得税額から、当該金額を差し引きます(所得から差し引く「所得控除」ではありません)。
よって正解は、2,250,264(円)
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