問10 2012年9月実技損保顧客資産相談業務
問10 問題文
所得税における住宅借入金等特別控除の適用要件に関する以下の文章の空欄(1)〜(3)に入る最も適切な数値を,下記の〈数値群〉のイ〜リのなかから選び,その記号を解答用紙に記入しなさい。
住宅借入金等特別控除(以下,「本控除」という)は,借入金等で居住用住宅を取得して,自己の居住の用に供し,一定の要件を満たす場合,借入金等の年末残高に対する一定割合を所得税額から控除できる制度である。本控除の適用を受けるためには,原則として,取得する家屋の床面積は(
1
)u以上で,かつ,その2分の1以上がもっぱら自己の居住の用に供されているものでなければならない。また,中古住宅については,原則として,その取得の日以前(
2 )年以内(耐火建築物であるときは ( 3 ) 年以内)に建築されたもの等でなければならない。
〈数値群〉
イ.5 ロ.10 ハ.15 ニ.20 ホ.25
ヘ.30 ト.50
チ.120 リ.240
問10 解答・解説
住宅ローン控除に関する問題です。
住宅ローン控除は、住宅ローンを借りて自宅を買った場合に、一定の要件を満たすと、住宅ローンの年末残高のうち一定割合分をその年の所得税から差し引く制度です。
住宅ローン控除を受けるには、家屋の床面積が50u以上で、床面積の2分の1以上が居住用であることが必要です。
中古住宅を取得する場合、住宅ローン控除を受けるには、取得日以前20年以内(耐火建築物の場合は25年以内)に建築されたものか、一定の耐震基準に適合するものであることが必要です。
以上により正解は、(1) 50、(2) 20、(3) 25
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