問13 2012年9月実技生保顧客資産相談業務
問13 問題文
遺言に関する以下の文章の空欄(1)〜(3)に入る最も適切な語句を，下記の〈語句群〉のイ〜チのなかから選び，その記号を解答用紙に記入しなさい。（
Ａさん ）
民法上厳格な方式が定められている普通方式遺言のうち，Ａさんは，証人（ 1 ）以上の立会のもと，遺言者が遺言の趣旨を公証人に口授し，公証人がそれを筆記して遺言者および証人に読み聞かせまたは閲覧させ，遺言者および証人がその筆記の正確なことを承認した後，各自がこれに署名，捺印し，さらに公証人がこれらの方式に従って作成された旨を付記して署名・捺印して作成する（ 2 ）を残していた。
Ａさんの相続開始後，Ａさんの遺族は，この方式による遺言書について家庭裁判所における検認を請求する必要（ 3 ）。
〈語句群〉
イ．１人 ロ．２人 ハ．３人
ニ．自筆証書遺言 ホ．公正証書遺言
ヘ．秘密証書遺言 ト．がある チ．はない
問13 解答・解説
遺言に関する問題です。
普通遺言方式とは、自筆証書遺言・公正証書遺言・秘密証書遺言の3つで、そのうち公正証書遺言は、公証人役場で証人２名以上の立会いのもと、公正証書で遺言を作成することが必要です。公証人は、遺言者の口述を筆記し、遺言者と証人に読み聞かせ、作成します。
また、自筆証書遺言や秘密証書遺言は、相続開始後に、家庭裁判所での検認が必要ですが、公正証書遺言は検認不要です。
従って正解は、(1)2人、 (2) 公正証書遺言、 (3) はない
第5問
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