問14 2012年9月実技中小事業主資産相談業務

問14 問題文と解答・解説

問14 問題文

X社の1株当たりの類似業種比準価額を求めなさい。計算過程を示し,答は円単位とすること。なお,1株当たりの類似業種比準価額の計算にあたっては,各要素別比準割合および比準割合は小数点以下第2位未満を,1株当たり資本金等の額50円当たりの類似業種比準価額は10銭未満を,1株当たりの類似業種比準価額は円未満を,それぞれ切り捨てること。

〈資料:類似業種比準価額の計算式〉(英字および「○,△」には適切な数値を入れること) 
 

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問14 解答・解説

1株当たりの類似業種比準価額に関する問題です。

まず、1株当たりの類似業種比準価額について、数式は以下の通りです。
株価=A×{(b/B+ c/C×3+d/D)/5}×斟酌率×1株当たりの資本金額/50円
※A…類似業種の株価(評価年度の前年・評価する月・評価する前月・評価する前々月の平均額のうち最も小さい金額)
※b、c、d…評価会社の1株当りの配当金額、利益金額、純資産価額(簿価)
※B、C、D…類似業種の1株当りの配当金額、利益金額、純資産価額(簿価)
※斟酌率は、大会社は0.7、中会社は0.6、小会社は0.5


設例では]社の会社規模は明示されていませんが、非上場株式の相続税評価においては、従業員100人以上であれば大会社(0.7)、100人未満の場合は、従業員数を加味した総資産基準と取引金額基準のいずれか大きい方で判定します。
設例では「従業員数:111人」とありますので、大会社(0.7)となります。

また、資本金額3,500万円で、発行済株式総数700,000株ですから、
1株当りの資本金額=35,000,000円÷700,000株=50円 です。

よって、類似業種比準方式の株価は、
株価=211円×{(5.0/3.5+18/7×3+290/179)/5}×0.7×50円/50円
  =211円×(1.42+2.57×3+1.62)/5×0.7×1 ←小数点以下第3位切捨て
  =211円×2.15×0.7×1 ←小数点以下第3位切捨て
  =317.5円≒317円 ←円未満切捨て

問13             問15
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