問9 2013年1月実技資産設計提案業務
問9 問題文
建築基準法に従い、下記＜資料＞の土地に建物を建築する場合の建築面積の最高限度を計算しなさい。なお、計算結果については小数点以下を切捨てとし、記載のない条件は一切考慮しないこととする。また、解答に当たっては、解答用紙に記載されている単位に従うこととする。
＜資料＞
問9 解答・解説
建築面積の上限に関する問題です。
建築物の敷地が、建ぺい率の異なる２つ以上の地域にわたる場合、敷地全体の最大建築面積は、「各地域の面積×各建ぺい率」の合計となります。
準住居地域部分の建築面積 ＝90㎡×6／10＝54㎡
近隣商業地域部分の建築面積＝30㎡×8／10＝24㎡
対象地全体の建築面積の最高限度＝54㎡＋24㎡＝78㎡
以上により正解は、78㎡
なお、建築物の敷地が、建ぺい率の異なる２つ以上の地域にわたる場合、敷地全体の建ぺい率は、加重平均、つまり各土地の建築面積の合計を、土地面積の合計で除して計算します。
敷地全体の建ぺい率＝（A建築面積＋B建築面積）÷（A土地面積＋B土地面積）×100
※建築面積＝土地面積×その地域の建ぺい率
問8
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