問7 2010年9月実技(資産設計)

問7 問題文と解答・解説

問7 問題文

    建築基準法の規制に従い、下記<資料>の土地(防火地域内にあり、かつ、特定行政庁が指定する角地である)に耐火建築物を建てる場合の、建築面積の最高限度(ア)と、延べ面積の最高限度(イ)の組み合わせとして、正しいものはどれか。なお、<資料>に記載のない条件については、一切考慮しないこととする。
    <資料>
     

    1.(ア)240u (イ)450u
    2.(ア)210u (イ)480u
    3.(ア)210u (イ)450u
    4.(ア)240u (イ)480u

ページトップへ戻る
   

問7 解答・解説

建築面積と延べ面積の上限に関する問題です。
防火地域の角地で耐火建築物を建築する場合、20%の建ぺい率緩和を受けることができるため、本問の土地で適用される建ぺい率は、指定60%+緩和分20%=80%となります。
従って、建築面積の上限=300u×80%=240u です。

次に、容積率は、前面道路の幅が12m未満の場合に、用途地域によって制限されます。
計算式は、
住居系用途地域の場合……前面道路幅×4/10
その他の用途地域の場合…前面道路幅×6/10

この計算式結果と指定容積率を比べて、小さいほうが容積率の上限です。

本問では道路が4mと6mの2つありますが、いずれも12m未満ですから上記の制限を受けることになります(なお、前面道路が2つある場合、広いほうの道路幅を前面道路とする)。

前面道路は6m、用途地域は第一種住居地域。よって容積率の計算は、
6m×4/10=240% > 指定容積率150%。よって容積率は150%です。
従って、延べ面積の上限=300u×150%=450u です。

以上により正解は、1.(ア)240u (イ)450u

問6             問8
ページトップへ戻る

FP対策講座

<FP対策通信講座>

●LECのFP通信講座 ⇒ FP(ファイナンシャル・プランナー)サイトはこちら

●日本FP協会認定教育機関のWEB講座 ⇒ 2級FP技能士 (資格対策ドットコム)

●通勤中に音声学習するなら ⇒ FP 通勤講座

●社労士・宅建・中小企業診断士等も受けるなら ⇒ 月額定額サービス【ウケホーダイ】

ページトップへ戻る

Sponsored Link

実施サービス

Sponsored Link

メインメニュー

Sponsored Link

サイト内検索

Copyright(C) 2級FP過去問解説 All Rights Reserved.