問4 2013年1月実技個人資産相談業務
問4 問題文
外貨預金についてファイナンシャル・プランナーが説明した次の記述(1)〜(3)について,適切なものには○印を,不適切なものには×印を解答用紙に記入しなさい。
(1) 日本国内に本店のある金融機関に預け入れた外貨預金は,元本1,000万円までとその利息等が預金保険制度による保護の対象となる。
(2) 外貨預金の満期時の適用為替レートを預入期間中にあらかじめ決定する為替予約を付すことで,満期時における受取円貨額を事前に確定させることができる。
(3) 預入時に為替予約を付した外貨預金の為替差益は,20%の源泉分離課税の対象となる。
問4 解答・解説
外貨預金に関する問題です。
(1) は、×。銀行が破綻した場合、預金保険制度により、預金者1人当たり元本1,000万円までとその利息等が保護されます(利息のつかない決済用預金は全額保護)。 ただし、外貨預金は預金保険機構の補償対象外のため、金融機関破綻時も補償されません。
(2) は、○。為替予約とは、満期時の為替レートをあらかじめ決めておくこと(為替先物予約)で、為替予約を付けた外貨預金は、満期時の円での受取額を事前に確定しておくことができます。
(3) は、○。為替先物予約付外貨預金(満期時の為替レートを予約した外貨預金)の場合は、利子と為替差益も含めて20%の源泉分離課税です。
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