2級FP過去問解説　問28　2012年9月実技（資産設計）

学さんは、ＨＡ銀行の住宅ローンの平成２４年１０月から平成２５年３月までの返済予定分について、期間短縮型の繰上げ返済を行う予定である。下表は、学さんの住宅ローン返済予定表の一部抜粋である。
学さんが予定どおりに繰上げ返済した場合、下図の（ア）に該当する数値として、正しいものはどれか。なお、下図の網掛け部分（）は、繰上げ返済する元金部分または軽減される利息部分を表示している。また、繰上げ返済に伴う手数料等は考慮しないものとする。

＜返済予定表（一部抜粋）＞ （単位：円） 
 



１．　１８２,９１６（円）
２．　５９７,４０２（円）
３．　７８０,３１８（円）
４．　８９８,６８７（円）

住宅ローンの繰上げ返済に関する問題です。

住宅ローンの繰上げ返済方法には、期間短縮型と返済額軽減型の二つがあり、期間短縮型は、毎月の返済額はそのままで、住宅ローンの返済期間を短くする返済方法です。

本問のイメージ図は、元金と利息を合わせた毎月の返済額が一定である、元利均等返済のイメージ図で、（ア）の部分は、平成24年10月〜平成25年3月までの返済分のうち、元本部分の合計額です。

よって、
元本部分の合計＝99,091円＋99,281円＋99,471円＋99,662円＋99,853円＋100,044円
　　　　　　　＝597,402円
よって、正解は　５９７,４０２（円）

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