問35 2012年5月学科
問35 問題文択一問題
所得税の住宅借入金等特別控除の適用要件に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1.対象となる借入金の契約における償還期間が10年以上であること
2.取得する住宅の床面積が50u以上であること
3.取得する住宅の床面積の2分の1以上が専ら自己の居住の用に供されていること
4.適用を受ける年分の合計所得金額が1,000万円以下であること
問35 解答・解説
住宅借入金等特別控除(住宅ローン控除)に関する問題です。
1.は、適切。住宅ローン控除の適用要件は、借入金の償還期間10年以上ですから、住宅ローンの繰上げ返済で、借入期間が10年未満となると、住宅ローン控除を受けることができません。
2.は、適切。住宅ローン控除を受けるには、家屋の床面積が50u以上であることが必要です。
3.は、適切。住宅ローン控除を受けるには、家屋の床面積の2分の1以上が居住用であることが必要です。
4.は、不適切。住宅ローン控除を受けるには、その年の合計所得金額が3,000万円以下であることが必要です。
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