問8 2012年9月実技資産設計提案業務
問8 問題文
贈与税の配偶者控除の特例に関する次の記述の空欄(ア)〜(ウ)にあてはまる数値または語句の組み合わせとして、正しいものはどれか。
婚姻期間が( ア )年以上の配偶者から自己の居住用不動産または居住用不動産を取得するための金銭の贈与を受けた場合、贈与を受けた財産の価格から、贈与税の基礎控除110万円( イ )、最高( ウ )万円まで控除することができる。
1.(ア)20 (イ)を含めて (ウ)3,000
2.(ア)15 (イ)を含めて (ウ)2,000
3.(ア)20 (イ)とは別に (ウ)2,000
4.(ア)15 (イ)とは別に (ウ)3,000
問8 解答・解説
贈与税の配偶者控除に関する問題です。
贈与税の配偶者控除とは、夫婦間で居住用不動産や居住用不動産の取得資金を贈与した場合、最高2,000万円を配偶者控除額として控除できる特例です。
この特例の適用を受けるための主な要件は以下の通り。
●贈与時の婚姻期間が20年以上
●贈与を受けた年の翌年3月15日までに、取得した居住用不動産に贈与を受けた者が居住し、その後も引き続き住む見込みであること
●翌年3月15日までに贈与税の申告書を提出すること
また、贈与税の配偶者控除は、贈与税の基礎控除110万円と併用できます。
以上により正解は、(ア)20 (イ)とは別に (ウ)2,000
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