問21 2013年1月学科
問21 問題文択一問題
わが国の経済指標等に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1.国全体の経済規模を示す経済指標として国内総生産(GDP)があり、通常、この増加率が経済成長率と呼ばれる。
2.全国企業短期経済観測調査(日銀短観)は、全国約1万社の企業の経営者を対象としたアンケート調査である。
3.内閣府は、景気動向指数の一致CI(コンポジット・インデックス)の数値が、50%未満から50%超になった場合に、その50%を超えた月の前月を、景気の谷と決定する。
4.一般消費者が購入している財・サービスの価格の動きを示す消費者物価指数は、消費税を含んだ価格で集計されている。
問21 解答・解説
経済指標に関する問題です。
1.は、適切。GDP(国内総生産)とは、一定期間に国内で生産された財やサービスなどの付加価値の総額のことで、内閣府が発表します。
また、このGDPの変動(伸び率)が、経済成長率と呼ばれるものです。
2.は、適切。「日銀短観(全国企業短期経済観測調査)」は、日銀が年4回、約1万社を対象に実施する、短期の業況についてのアンケート調査です。
3.は、不適切。DIによる景気の山・谷判断は、50%を下回る直前の月が「景気の山」、50%を上回る直前の月が「景気の谷」として判断しますが、CIによる景気の山・谷判断は、単に連続上昇・低下で判断するのではなく、3ヶ月と7ヶ月の後方移動平均で判断します。
4.は、適切。消費者物価指数は、一般消費者(家計)が購入する商品や サービス価格の動向を示した指数で、消費税も含みます。よって、消費税が上がれば消費者物価指数も上がります。
関連・類似の過去問
【関連・類似問題で学習効果UP!】
- 2級FP過去問解説 問21 2011年5月学科
- 2級FP過去問解説 問3 2012年5月実技(資産設計)
- 2級FP過去問解説 問21 2010年9月学科
- 2級FP過去問解説 問21 2011年1月学科
- 2級FP過去問解説 2012年5月実技(資産設計)
generated by 関連エントリーリストジェネレータ
FP対策講座
<FP対策通信講座>
●LECのFP通信講座 ⇒ FP(ファイナンシャル・プランナー)サイトはこちら
●日本FP協会認定教育機関のWEB講座 ⇒ 2級FP技能士 (資格対策ドットコム)
●通勤中に音声学習するなら ⇒ FP 通勤講座
●社労士・宅建・中小企業診断士等も受けるなら ⇒ 月額定額サービス【ウケホーダイ】