問21 2011年5月学科
問21 問題文択一問題
日本の経済指標に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1.企業物価指数は、企業間で取引される財に関する物価の変動をとらえるもので、国内企業物価指数、輸出物価指数、輸入物価指数から構成される。
2.マネーストックは、一般法人、個人、地方公共団体・地方公営企業などの通貨保有主体が保有する通貨量の残高(金融機関や中央政府が保有する預金などは対象外)である。
3.国民経済計算のうち、国内総生産(GDP)を構成する最も大きな項目は民間企業設備であり、GDPの50〜60%を占めている。
4.景気動向指数は、特定の経済統計指標を先行系列、一致系列、遅行系列に分類し、それぞれの系列で採用された各指標の動きを統合することにより作成される。
問21 解答・解説
経済指標に関する問題です。
1.は、適切。企業物価指数は、企業間で取引される商品の取引価格の変動を示すもので、国内企業物価指数、輸出物価指数、輸入物価指数から構成されます。
2.は、適切。マネーストック統計とは、一般法人、個人、地方公共団体等が保有する通貨の残高を集計したものです(金融機関や中央政府が保有する預金等は対象外)。
3.は、不適切。日本の国内総生産(GDP)では、民間最終消費支出(いわゆる個人消費)が最も高い構成比(約6割)を占めています。
4.は、適切。景気動向指数(CI、DI)には、先行指数、一致指数、遅行指数の3つの指数があり、各指標の動きを統合して作成されます。
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