問3 2013年1月学科
問3 問題文択一問題
後期高齢者医療制度に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1.被保険者の年齢は、75歳以上(一定の障害認定を受けている場合は65歳以上)である。
2.制度の運営主体は、都道府県単位で設立された「後期高齢者医療広域連合」であり、保険料の徴収や給付申請の受付等は市町村が行う。
3.保険料の納付は、納付書による納付または口座振替となっており、公的年金からの徴収は行われていない。
4.保険医療機関等の窓口で支払う一部負担金の割合は、原則として、現役並み所得者は3割、それ以外の者は1割である。
問3 解答・解説
後期高齢者医療制度に関する問題です。
1.は、適切。後期高齢者医療制度は、75歳以上または65〜74歳で一定の障害の状態にある人が加入対象です。
2.は、適切。後期高齢者医療制度は、都道府県の後期高齢者医療広域連合が運営し、各市町村が保険料の徴収や給付申請の受付等を行います。
3.は、不適切。後期高齢者医療制度の保険料の納付方法は、特別徴収と普通徴収の2種類がありますが、公的年金から年額180千円以上の年金を受給している場合は、原則年金からの特別徴収(天引き)となります。
また、後期高齢者医療保険料と介護保険料の合計が、年金の2分の1を超える場合は、後期高齢者医療保険料を納付書や口座振替で納めることになります。
4.は、適切。後期高齢者医療制度による自己負担割合は、原則として、現役並み所得者(課税所得金額が145万円以上)は3割、それ以外は1割です。
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