問2 2012年9月実技資産設計提案業務
問2 問題文
「消費者契約法」に関する次の(ア)〜(ウ)の記述について、正しいものには○、誤っているものには×を解答欄に記入しなさい。
(ア)事業者が、元本割れをする可能性がある金融商品であるにもかかわらず、必ず利益を得ることができると言って勧誘し、それにより消費者が誤認して契約した場合、消費者はその契約を取り消すことができる。
(イ)事業者の損害賠償額の上限額について、消費者の利益を一方的に害する事項が定められている場合には、その契約全体が無効となる。
(ウ)契約の取消権は、契約締結時から5年を経過したときは、時効によって消滅する。
問2 解答・解説
消費者契約法に関する問題です。
(ア)は、○。業者によって消費者が誤認・困惑した上での契約は、消費者契約法により、取消可能です。
(イ)は、×。契約内容が消費者に一方的に不利になっている場合には、消費者契約法により、不利になっている条項が無効となりますが、契約全体は有効です。
よって、業者の損害賠償額について、契約で上限を設けていても、消費者に一方的に不利であるとされる内容であれば、損害賠償の上限額に関する条項だけは、無効とされるわけです。
(ウ)は、○。消費者契約の取消権の時効は、契約を追認できるときから6ヶ月、または契約締結から5年のいずれか早い方です。
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