問7 2012年9月学科
問7 問題文択一問題
国民年金基金および小規模企業共済に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1.国民年金の第1号被保険者であっても、国民年金の保険料の納付が免除されている者は、国民年金基金に加入することができない。
2.国民年金基金への加入は口数制となっており、1口目は終身年金、2口目以降は終身年金または確定年金から選択する。
3.小売業を営む個人事業の従業員であっても、国民年金の第1号被保険者である者は、小規模企業共済に加入することができる。
4.小規模企業共済の掛金月額は、最低1,000円、最高70,000円である。
問7 解答・解説
国民年金基金・小規模企業共済に関する問題です。
1.は、適切。国民年金の免除者(一部免除等含む)と農業者年金の被保険者は、国民年金基金に加入できません。
2.は、適切。国民年金基金の1口目は必ず終身年金(65歳から支給)となり、2口目以降は終身年金か確定年金かを選択できます。
3.は、不適切。小規模企業共済の加入条件は、常時使用する従業員数が20人以下(商業・サービス業は5人以下)の個人事業主または法人の役員です。
よって、個人事業の従業員は、加入できません。
4.は、適切。小規模企業共済の掛金は、1,000円から7万円の範囲内(500円単位)で事業主が増額・減額できます。
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