問3 2023年1月実技中小事業主資産相談業務

問3 問題文と解答・解説

問3 問題文

Mさんは、Aさんに対して、中小企業退職金共済制度(以下、「中退共」という)の概要について説明した。Mさんが説明した以下の文章の空欄(1)〜(3)に入る最も適切な語句または数値を、下記の〈語句群〉のなかから選び、その記号を解答用紙に記入しなさい。

「中退共は、中小企業退職金共済法に基づいて運営され、単独では退職金制度を持つことが難しい中小企業のための退職金準備制度です。
X社は、中小企業退職金共済法上のサービス業に該当し、従業員数100人以下または資本金5,000万円以下という条件を満たしているので、加入することができます。
毎月の掛金は、原則として、従業員1人につき5,000円から( 1 )円までの16種類のなかから従業員ごとに任意に選択することができ、その全額を損金の額に算入することができます。
掛金については国の助成制度があり、新規加入の場合は、掛金月額の2分の1(従業員ごとに上限5,000円)について加入後4カ月目から( 2 )年間にわたり助成が受けられます。また、1万8,000円以下の掛金月額を増額する場合は、増額分の3分の1について増額月から( 2 )年間にわたり助成が受けられます。
被共済者である従業員が退職したときの退職金は、勤労者退職金共済機構から( 3 )支給されます」

〈語句群〉
イ.30,000 ロ.40,000 ハ.50,000
ニ.1 ホ.2 ヘ.3 ト.4 チ.5
リ.会社に ヌ.会社を経由して従業員に ル.従業員に直接

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問3 解答・解説

中小企業退職金共済(中退共)に関する問題です。

中退共の掛金は、従業員1人につき月額5,000円以上30,000円以下の16種類(パートタイマーなどの短時間労働者の場合は2,000円以上4,000円以下の3種類)の範囲内で、事業主はその中から従業員ごとに任意に選択できます。
また、新たに中小企業退職金共済制度に加入する場合、事業主には加入後4ヶ月目から1年間、国から掛金月額の2分の1(従業員ごとに上限5,000円)を助成してもらえ、18,000円以下の掛金月額を増額する場合は、増額月から1年間、国から増額分の3分の1を助成してもらえます。

なお、被共済者(従業員)が退職すると、中退共の退職金は、法人を介さずに、直接中退共から従業員に支払われます

以上により正解は、(1)イ.30,000 (2)ニ.1 (3)ル.従業員に直接

問2             第2問

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