問7 2022年5月実技資産設計提案業務
問7 問題文
建築基準法に従い、下記<資料>の甲土地に建物を建てる場合の建築面積の最高限度を計算しなさい。なお、<資料>に記載のない条件については一切考慮しないこととする。また、解答に当たっては、解答用紙に記載されている単位に従うこと (解答用紙に記載されているマス目に数値を記入すること 。
<資料>
問7 解答・解説
建築面積の上限に関する問題です。
この土地の前面道路幅は2.8mで、「建築基準法第42条第2項に該当する」とありますが、これは都市計画区域にある幅4m未満の道で、建築基準法上の道路とみなしているもの(2項道路)です。
2項道路の中心線から2m後退した線が、道路との境界線とみなされるため、みなし道路境界線と道までの部分(セットバック部分)は、容積率や建ぺい率の計算の際、敷地面積に算入されません。
セットバックで後退する距離は、現在の道路幅に対して、4mに足りない分の幅員の2分の1です。
本問の場合、幅員2.8mですから、セットバックした場合の後退距離は、
(4m−2.8m)÷2=0.6m
よって、
甲土地の面積=300u−(後退距離0.6m×間口20m)=288u
建築面積=土地面積×その地域の建ぺい率 ですので、
建築面積の上限=288u×6/10=172.8u です。
以上により正解は、172.8(u)
関連・類似の過去問
この問題と似ている問題を検索してみよう!「検索」ボタンをクリック!
FP対策講座
<FP対策通信講座>
●LECのFP通信講座 ⇒ FP(ファイナンシャル・プランナー)サイトはこちら
●日本FP協会認定教育機関のWEB講座 ⇒ 2級FP技能士 (資格対策ドットコム)
●通勤中に音声学習するなら ⇒ FP 通勤講座
●社労士・宅建・中小企業診断士等も受けるなら ⇒ 月額定額サービス【ウケホーダイ】