問5 2018年9月実技中小事業主資産相談業務

問5 問題文と解答・解説

問5 問題文

Mさんは、Aさんに対して、株式の投資指標について説明した。《設例》の〈X社およびY社の財務データ等〉に基づき、Mさんが説明した次の記述(1)〜(3)について、適切なものには○印を、不適切なものには×印を解答用紙に記入しなさい。

(1)「 企業の収益性や経営効率を測る指標であるROEでX社とY社を比較すると、X社の値がY社の値を上回っています」

(2)「 X社株式とY社株式をPERとPBRで比較すると、いずれもX社株式の値がY社株式の値を上回っており、Y社株式のほうが相対的に株価が割安であると判断されます」

(3)「株主への利益還元の度合いや株式投資の収益性などを測る指標である配当性向と配当利回りでX社株式とY社株式を比較すると、いずれもX社株式の値がY社株式の値を上回っています」

ページトップへ戻る
   

問5 解答・解説

株式の投資指標に関する問題です。

(1)は、○。ROE(自己資本利益率)とは、自己資本を使ってどれだけ利益を上げたかを示しますので、ROEが高いほど収益性が高く、株主への利益還元も期待できます。
ROE(%)=当期純利益/自己資本×100
X社のROE=1,500億円/14,000億円×100=10.714…→10.71%
Y社のROE=2,800億円/36,000億円×100=7.777…→7.78%
よってROEはX社がY社を上回っており、X社の方が収益性が高く、経営効率が良いといえます。

(2)は、×。PER(株価収益率)とは、現在の株価が1株当たりの当期純利益の何倍かを示すものです。
PER=株価/1株当たり当期純利益=株価/(当期純利益/発行済株式総数)
X社のPER=16,000円÷(1,500億円/2億株)=21.333…→21.33倍
Y社のPER=8,000円÷(2,800億円/8億株)=22.857…→22.86倍

また、PBR(株価純資産倍率)とは、現在の株価が1株当たりの純資産の何倍かを示すものです。
PBR(株価純資産倍率)=株価/1株当たり純資産額
           =株価/(自己資本/発行済株式総数)
X社のPBR=16,000円÷(14,000億円/2億株)=2.285…→2.29倍
Y社のPBR=8,000円÷(36,000億円/8億株)=1.777…→1.78倍

PER・PBRいずれも、その値が低いほど割安とされますので、X社株式はY社株式と比べると、PERでは割安ですが、PBRでは割高と判断されます。

(3)は、○。配当性向とは、当期純利益に対する配当金が占める割合のことです。
配当性向=1株当たり年配当金額÷1株当たり当期純利益×100
    =配当金支払総額÷当期純利益×100
X社の配当性向=550億円/1,500億円×100=36.666…→36.67%
Y社の配当性向=1,000億円/2,800億円×100=35.714…→35.71%

また、配当利回りは、株価に対する1株当たり年間配当金の割合のことです。
配当利回り=1株当たり年間配当金/株価×100
     =(年配当金/発行済株式総数)/株価×100
X社の配当利回り=(550億円/2億株)/16,000円×100=1.718…→1.72%
Y社の配当利回り=(1,000億円/8億株)/8,000円×100=1.562…→1.56%

よって、配当性向・配当利回りのいずれも、X社株式がY社株式を上回っています。

問4             問6

  ●無料アプリ版公開中。
  ●学科も実技も完全無料!

  

  ●広告無しの有料版。
  ●広告無しで集中学習!

  

ページトップへ戻る

関連・類似の過去問

この問題と似ている問題を検索してみよう!「検索」ボタンをクリック!

Yahoo! JAPAN

  • このサイト内を検索
ページトップへ戻る

FP対策講座

<FP対策通信講座>

●LECのFP通信講座 ⇒ FP(ファイナンシャル・プランナー)サイトはこちら

●日本FP協会認定教育機関のWEB講座 ⇒ 2級FP技能士 (資格対策ドットコム)

●通勤中に音声学習するなら ⇒ FP 通勤講座

●DVDでじっくりと ⇒ 【ECC】ファイナンシャルプランナー(AFP+2級FP技能士)通信コース

ページトップへ戻る

Sponsored Link

実施サービス

Sponsored Link

メインメニュー

Sponsored Link

サイト内検索

Sponsored Link

Copyright(C) 2級FP過去問解説 All Rights Reserved.