問12 2015年10月実技中小事業主資産相談業務

問12 問題文と解答・解説

問12 問題文

甲土地と乙土地を一体とした土地に耐火建築物を建築する場合、容積率の上限となる延べ面積を求めなさい。〔計算過程〕を示し、〈答〉はu単位とすること。なお、下記の〈計算手順〉に従って解答用紙に記入すること。

〈計算手順〉
1.第一種住居地域部分の延べ面積の限度
2.商業地域部分の延べ面積の限度
3.一体地の延べ面積の限度

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問12 解答・解説

延べ面積の上限に関する問題です。

延べ面積の上限=土地面積×その土地の容積率 ですが、建ぺい率同様、建築物の敷地が、容積率の異なる2つ以上の地域にわたる場合、敷地全体の延べ面積の上限は、「各地域の面積×各容積率」の合計となります。

ただし、容積率は、前面道路の幅が12m未満の場合に、用途地域によって制限されます。
計算式は、
住居系用途地域の場合……前面道路幅×4/10
その他の用途地域の場合…前面道路幅×6/10
この計算式結果と指定容積率を比べて、小さいほうが容積率の上限です。

問題文では道路が4mと8mの2つありますが、このような場合は広いほうの道路幅を前面道路とすることができます。

広いほうでも上記の制限の対象となりますので、容積率の計算は、
第1種住居地域部分:8m×4/10=320% > 指定容積率300%。
よって容積率は300%。
商業地域部分   :8m×6/10=480% < 指定容積率500%。
よって容積率は480%。

よって、延べ面積の上限は、
第一種住居地域部分:150u×300%=450u
商業地域部分   :350u×480%=1,680u
対象地の延べ面積上限:450u+1,680u=2,130u

以上により正解は、2,130 u

問11             第5問

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