問11 2015年1月実技中小事業主資産相談業務
問11 問題文
対象地に耐火建築物を建築する場合,容積率の上限となる延べ面積を求めなさい。〔計算過程〕を示し,〈答〉はu単位とすること。
問11 解答・解説
延べ面積の上限に関する問題です。
延べ面積の上限=土地面積×その土地の容積率 ですが、建ぺい率同様、建築物の敷地が、容積率の異なる2つ以上の地域にわたる場合、敷地全体の延べ面積の上限は、「各地域の面積×各容積率」の合計となります。
容積率は、前面道路の幅が12m未満の場合に、用途地域によって制限されますが、本問のように道路が20mと6mの2つある場合は、広いほうの道路幅を前面道路とすることができます。
従って本問では前面道路幅20mのため、用途地域による制限は受けません。
よって、それぞれの延べ面積の上限は、
商業地域部分 :(200u+80u)×400%=1,120u
第一種住居地域部分:220 u×300%=660u
よって、土地全体の延べ面積の上限は、1,120 u+660 u=1,780 u です。
以上により正解は、1,780(u)
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