問30 2014年1月実技資産設計提案業務
問30 問題文
健二さんは、生命保険の解約返戻金相当額について、FPの大久保さんに質問した。大久保さんが説明の際に使用した生命保険の解約返戻金相当額に関する下記イメージ図のうち、健二さんが契約している定期保険の解約返戻金相当額の推移に係るイメージ図を選び、その番号のみを解答欄に記入しなさい。
なお、下記イメージ図は、定期保険、終身保険、養老保険、定額個人年金保険のいずれかである。
問30 解答・解説
生命保険の解約返戻金に関する問題です。
定期保険は、いわゆる掛け捨ての保険で、解約返戻金は少なく、被保険者が保険期間中に死亡した場合には死亡保険金が支払われますが、保険期間終了まで生存した場合には支払いはありません。
よって、定期保険のイメージ図が、4.
また、終身保険は、保障は一生涯で、被保険者が死亡した場合に死亡保険金が支払われる保険です。
このため、「満期」がなく、保険料の払込期間が終了すると、保険料負担なしで保障が続きます。
また、解約返戻金は、期間の経過に従って、一定額まで増えていきます。
よって、終身保険のイメージ図は、2.
養老保険は、保険期間中に被保険者が死亡すると死亡保険金、保険期間満了まで生存すると満期保険金が支払われ、解約返戻金は、期間の経過に従って、満期・死亡保険金額まで増えていきます。
よって、養老保険のイメージ図が、1.
最後に、個人年金保険は、保険料払込期間中に被保険者が死亡すると死亡保険金、年金受取開始日後は年金として毎年一定額が支払われ、解約返戻金は、期間の経過に従って、年金受取開始日まで増えていきます。
よって、個人年金保険のイメージ図が、3.
以上により正解は、4.
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