問33 2013年9月実技資産設計提案業務
問33 問題文
優介さんは、病気やケガで働けなくなったとき、健康保険からどのような給付が受けられるのかFPの井上さんに相談をした。井上さんが傷病手当金の概要について説明した下図の空欄(ア)〜(ウ)にあてはまる語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。なお、優介さんは全国健康保険協会管掌健康保険(協会けんぽ)の被保険者である。
1.(ア)自宅療養を除く (イ)通算して (ウ)差額を支給
2.(ア)自宅療養を含む (イ)連続して (ウ)差額を支給
3.(ア)自宅療養を含む (イ)通算して (ウ)支給されない
4.(ア)自宅療養を除く (イ)連続して (ウ)支給されない
問33 解答・解説
健康保険の傷病手当金に関する問題です。
健康保険の傷病手当金を受けるには、ケガや病気で休んだ日が3日間連続すること(待期)が必要で、4日目以降から手当が支給され、支給額は休業1日につき標準報酬日額の3分の2です。
また、待機期間・傷病手当の支給期間ともに、自宅療養期間や病後の静養期間についても算定対象となります。
なお、休業期間中に給与が出る場合には、傷病手当金は支給されませんが、給与額が傷病手当金を下回るときは、差額相当の傷病手当金が支給されます。
従って正解は、2.(ア)自宅療養を含む (イ)連続して (ウ)差額を支給
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