第4問 2023年9月実技損保顧客資産相談業務
第4問 設例
会社員のＡさんは、妻Ｂさん、長女Ｃさんおよび母Ｄさんとの４人家族である。Ａさんは、2023年中に、養老保険（平準払）の満期保険金および一時払終身保険の解約返戻金を受け取っている。また、下記の＜Ａさんの2023年分の収入等に関する資料＞において、不動産所得の金額の前の「▲」は赤字であることを表している。
第4問 資料
＜Ａさんとその家族に関する資料＞
Ａさん（60歳） ： 会社員
妻Ｂさん（55歳） ： パートタイマー。2023年中に給与収入100万円を得ている。
長女Ｃさん（25歳） ： 大学院生。2023年中の収入はない。
母Ｄさん（85歳） ： 2023年中に、老齢基礎年金60万円および遺族厚生年金50万円を受け取っている。
＜Ａさんの2023年分の収入等に関する資料＞
（１） 給与収入の金額 ： 700万円
（２） 不動産所得の金額 ： ▲60万円（白色申告）
※損失の金額60万円のうち、当該不動産所得を生ずべき土地等の取得に係る負債の利子はない。
（３） 養老保険（平準払）の満期保険金
契約年月 ： 1993年２月
契約者（＝保険料負担者）・被保険者 ： Ａさん
死亡保険金受取人 ： 妻Ｂさん
満期保険金受取人 ： Ａさん
満期保険金額 ： 500万円
正味払込保険料 ： 400万円
（４） 一時払終身保険の解約返戻金
契約年月 ： 2020年８月
契約者（＝保険料負担者）・被保険者 ： Ａさん
死亡保険金受取人 ： 妻Ｂさん
解約返戻金額 ： 970万円
正味払込保険料 ： 1,000万円
※妻Ｂさん、長女Ｃさんおよび母Ｄさんは、Ａさんと同居し、生計を一にしている。
※Ａさんとその家族は、いずれも障害者および特別障害者には該当しない。
※Ａさんとその家族の年齢は、いずれも2023年12月31日現在のものである。
※上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。
問9
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