問59 2023年9月学科
問59 問題文択一問題
Aさんの相続が開始した場合の相続税額の計算における下記<資料>の甲宅地の評価に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。なお、記載のない事項については考慮しないものとする。
<資料>
※Aさんの相続人は、妻および長男の合計2名である。
※甲宅地は、使用貸借契約により長男に貸し付けられており、長男が所有する乙建物の敷地の用に供されている。
※乙建物は、相続開始時において、長男の居住の用に供されている。
1.長男が相続により甲宅地を取得した場合、貸宅地として評価する。
2.長男が相続により甲宅地を取得した場合、自用地として評価する。
3.妻が相続により甲宅地を取得した場合、貸宅地として評価する。
4.妻が相続により甲宅地を取得した場合、貸家建付地として評価する。
問59 解答・解説
宅地と借地権の相続税評価に関する問題です。
地代を取らない使用貸借で借り受けた土地に、自宅を建築し、居住する場合の相続税評価額は、自用地となります。
使用貸借は地代を取らないため、土地の使用権は経済的価値が極めて低いと考えられ、相続税評価上はゼロと考えられるためです(借地権の価値ゼロ)。
よって本問の場合、長男や妻が相続により甲宅地を取得すると、自用地として評価します。
よって正解は、2.
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