問7 2023年5月実技資産設計提案業務
問7 問題文
建築基準法に従い、下記＜資料＞の土地に建築物を建てる場合の延べ面積（床面積の合計）の最高限度を計算しなさい。なお、記載のない条件は一切考慮しないこととする。また、解答に当たっては、解答用紙に記載されている単位に従うこと。
＜資料＞
問7 解答・解説
延べ面積の上限に関する問題です。
延べ面積の上限＝土地面積×その土地の容積率 ですが、容積率は、前面道路の幅が12m未満の場合に、用途地域によって制限されます。
住居系用途地域の場合……前面道路幅×4／10
その他の用途地域の場合…前面道路幅×6／10
この計算式結果と指定容積率を比べて、小さいほうが容積率の上限です。
問題文では道路が6mと5mの2つありますが、このような場合は広いほうの道路幅を前面道路とすることができます。
よって甲土地（第一種住居地域）の容積率は、前面道路が6mですので、
6m×4／10＝240% ＜ 指定容積率300%（30/10）。よって容積率は240%。
よって延べ面積の上限は、
120㎡×240％＝288㎡
問6
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