問12 2023年1月実技資産設計提案業務
問12 問題文
下記＜資料＞を基に、桑原さんの自宅に係る年間の地震保険料として、正しいものはどれか。桑原さんの自宅は愛媛県にあるイ構造のマンションで、火災保険の保険金額は１,０００万円である。なお、地震保険の保険金額は、２０２３年１月１日現在の火災保険の保険金額に基づく契約可能な最大額であり、地震保険料の割引制度は考慮しないこととする。
＜資料：年間保険料例（地震保険金額１００万円当たり、割引適用なしの場合)＞
※イ構造：主として鉄骨・コンクリート造の建物、ロ構造：主として木造の建物
１．５,８００円
２．９,７５０円
３．１１,６００円
４．１９,５００円
問12 解答・解説
地震保険に関する問題です。
地震保険は、単独では加入できず、火災保険等に付帯して加入する必要がありますが、地震保険の保険金額は、火災保険の保険金額の30〜50％の範囲内（建物は上限5,000万円、家財は上限1,000万円）で、加入者が自由に設定できます。
桑原さんが加入する火災保険は保険金額1,000万円で、契約可能な最大額で地震保険を契約しているため、地震保険の保険金額は50％の500万円です。
資料の年間保険料例により、愛媛県のイ構造の保険料は、保険金額100万円当たり1,160円です。
さらに、地震保険の保険料は、建物の建築年や免震・耐震性能に応じて、建築年・耐震等級・免震建築物・耐震診断の4種類の割引制度があり、10％〜50％の割引が適用されます（重複不可・最大50％）。
ただし、本問では地震保険料の割引制度は考慮しない、とありますので、保険料算出時は単に100万円当たりの保険料額を500万円に換算して計算します。
従って保険金額500万円とした場合の地震保険料は、
500万円×(1,160円／100万円)＝5,800円
従って正解は、１．５,８００円
問11
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