問32 2022年1月実技資産設計提案業務
問32 問題文
剛さんは、契約中の収入保障保険Aの保障額について、FPの東さんに質問をした。東さんが説明の際に使用した下記<イメージ図>を基に、2022年2月1日に剛さんが死亡した場合に支払われる年金総額として、正しいものはどれか。なお、年金は毎月受け取るものとする。
<イメージ図>
※剛さんは、収入保障保険Aを2018年2月1日に契約している。
※保険期間は25年、保証期間は2年である。
1.360万円
2.3,780万円
3.4,500万円
4.4,860万円
問32 解答・解説
収入保障保険に関する問題です。
収入保障保険には、保険期間中にいつ死亡しても一定期間年金が支払われる「確定年金タイプ」と、一定年齢を満期とし、死亡後満期までの期間に応じて年金が支払われる「歳満了年金タイプ」があります。
「歳満了年金タイプ」の場合、被保険者の死亡時期が早いほど、年金支払総額は多くなり、死亡時期が満期に近付くほど、少なくなります(ただし、収入保障保険の年金の支払期間には、最低保証期間があり、保険期間満了の直前等に保険事故が発生した場合は、保険期間を超えて保証されます。)。
本問の場合、保険期間25年で剛さんが56歳時に満了となる「歳満了年金タイプ」です。
月額15万円の年金支給で保証期間は2年とする契約ですから、2022年2月1日に死亡した場合、2043年(56歳)までの残りの期間、月額15万円が継続支給されます。
よって支払われる年金総額は、15万円×12月×(2043年−2022年)=3,780万円
従って正解は、2. 3,780万円
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