問45 2021年1月学科
問45 問題文択一問題
都市計画法に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1.都市計画区域内において、用途地域が定められている区域については、防火地域または準防火地域のいずれかを定めなければならない。
2.市街化区域については用途地域を定め、市街化調整区域については原則として用途地域を定めないものとされている。
3.市街化区域は、すでに市街地を形成している区域およびおおむね10年以内に優先的かつ計画的に市街化を図るべき区域とされている。
4.三大都市圏の一定の区域や一定の大都市の都市計画区域においては、都市計画に市街化区域と市街化調整区域との区分を定めるものとされている。
問45 解答・解説
都市計画法に関する問題です。
1.は、不適切。防火地域や準防火地域は、都市計画区域内において、用途地域の内外を問わず指定され、用途地域内であっても防火地域や準防火地域に指定されない地域(未指定地域)もあります。
2.は、適切。市街化区域では必ず用途地域が定められますが、市街化調整区域は市街化を抑制する区域のため、住居・商業・工業などの市街地としての用途地域は原則として定められていません。
3.は、適切。市街化区域は「すでに市街地を形成している区域」および「おおむね10年以内に優先的かつ計画的に市街化を図るべき区域」です。
4.は、適切。都市計画法では、市街化区域と市街化調整区域とに区分しない都市計画区域(非線引き区域)を残すことが認められています。ただし、三大都市圏の一定の区域や一定の大都市の都市計画区域では非線引き区域は認められず、都市計画に市街化区域と市街化調整区域との区分を定めることが必要です。
よって正解は、1.
関連・類似の過去問
この問題と似ている問題を検索してみよう!「検索」ボタンをクリック!
FP対策講座
<FP対策通信講座>
●LECのFP通信講座 ⇒ FP(ファイナンシャル・プランナー)サイトはこちら
●日本FP協会認定教育機関のWEB講座 ⇒ 2級FP技能士 (資格対策ドットコム)
●通勤中に音声学習するなら ⇒ FP 通勤講座
●社労士・宅建・中小企業診断士等も受けるなら ⇒ 月額定額サービス【ウケホーダイ】