問57 2020年9月学科
問57 問題文択一問題
子が父から甲土地を使用貸借により借り受け、自己資金で建物を建築し、自己の居住の用に供している。父の相続が開始し、その子が甲土地を相続により取得した場合、相続税の課税価格の計算上、下記の<甲土地の自用地評価額および借地権割合>に基づく甲土地の相続税評価額として、最も適切なものはどれか。
<甲土地の自用地評価額および借地権割合>
自用地としての相続税評価額:5,000万円
借地権割合:70%
1.0円
2.1,500万円
3.3,500万円
4.5,000万円
問57 解答・解説
宅地の相続税評価額に関する問題です。
地代を取らない使用貸借で借り受けた土地に、自宅を建築し、居住しています。この場合の相続税評価額は、自用地となります。
使用貸借は地代を取らないため、土地の使用権は経済的価値が極めて低いと考えられ、相続税評価上はゼロと考えられるためです(借地権の価値ゼロ)。
よって正解は、4.
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