問26 2020年9月学科

問26 問題文と解答・解説

問26 問題文択一問題

金融派生商品に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1.元本を交換せずに将来にわたって金利のみを交換する通貨スワップを、クーポンスワップという。

2.将来、現物を取得しようとしている者が先物取引で買いヘッジを行うと、実際に現物の価格が上昇した場合には、現物取引では取得コストが上昇する一方、先物取引では利益が発生するため、現物取引の取得コストの上昇を相殺することができる。

3.プット・オプションの売り手の最大利益は無限定であるが、コール・オプションの売り手の最大利益はプレミアム(オプション料)に限定される。

4.コール・オプションとプット・オプションのいずれも、他の条件が同一であれば、満期までの期間が長いほど、プレミアム(オプション料)は高くなる。

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問26 解答・解説

デリバティブ取引に関する問題です。

1.は、適切。クーポンスワップは、金利を交換する金利スワップの一種で、元本を交換せずに将来にわたって金利のみを交換する通貨スワップです(主に輸出入取引における為替の実需のヘッジに利用されます)。

2.は、適切。ヘッジ取引とは、買いポジションをもっているときに、決済せずに同時に売りポジションも設定(両建て)するといったように、現物と反対のポジションの先物やオプションを保有すること等で、価格変動リスク等を回避・軽減する取引です。
買いポジで損失が出ても、売りポジで利益が出るため、損失を相殺できるわけです。
本問の場合は将来現物取得予定ではあるものの、現時点では不要な状態です。よって、まず先物取引で買いポジションを建てておくことで、現物を購入する時点で価格が上昇して取得コストが上昇しても、先物分で利益が出ている分で相殺可能という価格変動リスクの回避・軽減のメリットがあります。
将来取得予定なら現時点で取得しておけばよいのでは?という疑問もあるでしょうが、先物取引は金地金や原油等の商品そのものの実需があり、商品の保管費用や資金調達費用を考慮すると、先物取引を効率的に活用しておくことが必要となるわけです。

3.は、不適切。オプション取引では、「コール」、「プット」にかかわらず、買い手は権利を行使するか放棄するか自由に選択可能ですが、オプションの売り手は当初プレミアムを手に入れる代わりに、買い手の権利行使に応じる義務を放棄できません。このため、オプションの売り手の利益はプレミアム(オプション料)に限定されるのに対し、損失は理論上無限大となります。

4.は、適切。オプション・プレミアム(オプションの価格)は、オプションの買い手にとって有利な条件には上昇し、不利な条件には下落しますので、満期までの残存期間が長いほど、コール・オプションもプット・オプションもプレミアムが高くなります
(不確実な未来のものを、今買えるというのは、買い手に取って有利というわけです。)

よって正解は、3.

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