問6 2020年1月実技資産設計提案業務

問6 問題文と解答・解説

問6 問題文

下記<資料>の債券を取得日から7年後に売却した場合における所有期間利回り(単利・年率)を計算しなさい。なお、手数料や税金等については考慮しないものとし、計算結果については小数点以下第4位を切り捨てること。また、解答に当たっては、解答用紙に記載されている単位に従うこと(解答用紙に記載されているマス目に数値を記入すること)。

<資料>
表面利率:年1.3%
額面:100万円
購入価格:額面100円につき100.00円
売却価格:額面100円につき103.00円
所有期間:7年

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問6 解答・解説

債券の利回りに関する問題です。

所有期間利回りとは、既発債を償還期限前に売却した場合の利回りですが、
単利の利回りの計算式は、
利回り(%)=(1年間の収益合計/投資金額)×100 です。
※1年間の収益=1年分の利子+1年当たりの差益

本問では額面100万円分取得していますが、計算を分かりやすくするために、額面100円当たりで計算すると、以下の通りです。
1年分の利子  :額面100円×1.3%=1.3円
1年当たりの差益:(売却額103.00円−購入価格100.00円)/所有期間7年=0.428…円
1年間の収益合計:利子1.3円+差益0.428…円=1.728…円
利回り(%)=(収益合計1.728…円/投資金額100.00円)×100≒1.728%(小数点以下第4位切捨て)

以上により正解は、1.728(%)

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