問37 2019年9月実技資産設計提案業務

問37 問題文と解答・解説

問37 問題文

紀行さんが2019年中に行った国内公募株式投資信託であるRファンドの取引は、下記<資料>のとおりである。紀行さんの2019年分のRファンドに係る譲渡所得の金額として、正しいものはどれか。なお、紀行さんは、2018年以前にRファンドを保有したことはない。また、いずれの取引も基準価額での購入または売却である。

<資料:Rファンドの取引状況>


1. 165,440円

2. 178,400円

3. 200,000円

4. 239,696円

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問37 解答・解説

株式等の譲渡所得に関する問題です。

株式を譲渡した際の譲渡所得の計算式は以下の通りです。
株式等の譲渡所得=譲渡価額−(取得費+手数料等)

ただし、同一銘柄の株式を2回以上購入し、その後一部を譲渡した場合、譲渡価額・取得費ともに、「加重平均した1株当たりの価額×売却株式数」で計算します。

よって、2019年9月の取引時、加重平均した1株当たりの価額は以下の通り。
2019年1月:100万口×9,400円/1万口=940,000円
2019年7月:60万口×11,000円/1万口=660,000円
購入時の1口当たり価額=(940,000円+660,000円)÷(100万口+60万口)
           =1,600,000円÷160万口=1円

また、手数料についても、1株当たりの手数料を算出します。
100万口購入時の手数料が20,304円、60万口購入時の手数料が14,256円ですので、
購入時の1口当たり手数料=(20,304円+14,256円)÷(100万口+60万口)
            =1,600,000円÷160万口=0.0216円

従って譲渡所得の計算は、以下の通りとなります。
<平成28年3月取引>
取得費 :1円×売却口数100万口=100万円
手数料 :0.0216円×売却口数100万口=21,600円
譲渡価額:12,000円/1万口×売却口数100万口=120万円
譲渡所得:譲渡価額120万円−(取得費100万円+手数料21,600円)=178,400円

以上により正解は、2. 178,400円

問36             問38

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