問16 2019年5月実技資産設計提案業務
問16 問題文
定年退職後にアルバイトを始めた米田さんの2018年分の収入は下記<資料>のとおりである。<資料>の空欄(ア)〜(エ)にあてはまる所得の種類を語群の中から選び、その番号のみを解答欄に記入しなさい。
<資料>
( ア ) :給与収入148万円(アルバイト先1ヵ所のみからの給与)
( イ ) :収益分配金10万円(追加型株式投資信託の普通分配金)
( ウ ) :老齢厚生年金収入288万円(老齢厚生年金)
( エ ) :受取保険金300万円(保険期間20年の養老保険の満期保険金(保険契約者・保険料負担者は米田さん))
<語群>
1.利子所得 2.配当所得 3.不動産所得 4.事業所得
5.給与所得 6.退職所得 7.山林所得 8.譲渡所得
9.一時所得 10.雑所得
問16 解答・解説
所得税の所得分類に関する問題です。
まず、給与収入は給与所得として総合課税の対象ですので、アルバイト先からの給与は給与所得となります。
次に、株式投資信託の収益分配金は配当所得となり、20.315%が源泉徴収(所得税・復興特別所得税・住民税含む)されます。
また、老齢基礎年金や老齢厚生年金は公的年金等の雑所得です。
最後に、生命保険の契約者(=保険料負担者)と保険金受取人が同じである場合、契約者自身が保険料を負担していた保険から給付金や保険金を受け取るわけですから、支払われる給付金・保険金は一時所得として所得税・住民税の課税対象となります。
以上により正解は、(ア)5.給与所得 (イ)2.配当所得 (ウ)10.雑所得 (エ)9.一時所得
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