問4 2019年5月学科
問4 問題文択一問題
雇用保険の雇用継続給付に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1.高年齢雇用継続基本給付金の支給を受けるためには、原則として60歳到達時に雇用保険の一般被保険者であった期間が通算して3年以上あること等の要件を満たすことが必要である。
2.高年齢再就職給付金の支給を受けるためには、再就職した日の前日における基本手当の支給残日数が100日以上あること等の要件を満たすことが必要である。
3.育児休業給付金の支給額は、原則として、育児休業給付金の支給に係る休業日数が通算して180日に達するまでの間は、1支給単位期間当たり、「休業開始時賃金日額×支給日数×67%」相当額とされる。
4.介護休業給付金の支給において介護の対象となる家族には、雇用保険の被保険者の配偶者の父母も含まれる。
問4 解答・解説
雇用保険の雇用継続給付に関する問題です。
1.は、不適切。高年齢雇用継続給付を受けるには、雇用保険の加入期間が5年以上必要です。
2.は、適切。高年齢再就職給付金を受けるには、再就職した日の前日時点で、雇用保険の基本手当の支給残日数が100日以上あることが必要です。
3.は、適切。雇用保険の育児休業給付金の支給額は、休業開始から180日までは、支給日数30日当たり「休業開始時賃金日額×30日×67%」です。
(本来は40%のところ、暫定措置で67%(181日目から50%)になっています。)
4.は、適切。介護休業給付金の支給の際、介護として認められる家族とは、配偶者・父母・子・配偶者の父母で、同居していれば、祖父母・兄弟姉妹・孫も対象です。
よって正解は、1.
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