第3問 2019年1月実技個人資産相談業務
第3問 設例
大手化学メーカーに勤務するAさんは、妻Bさん、長男Cさんおよび長女Dさんとの4人家族である。Aさんは、会社の借上げ社宅(マンション)に居住していたが、平成30年8月に住宅ローンを利用して新築マンションを取得し、同月中に入居した。
Aさんとその家族に関する資料等は、以下のとおりである。
第3問 資料
<Aさんとその家族に関する資料>
Aさん(45歳) :会社員
妻Bさん(42歳) :専業主婦。平成30年中に、パートタイマーとして給与収入100万円を得ている。
長男Cさん(16歳):高校生。平成30年中の収入はない。
長女Dさん(13歳):中学生。平成30年中の収入はない。
<Aさんの平成30年分の収入に関する資料>
給与収入の金額:1,150万円
<Aさんが取得した新築マンションに関する資料>
取得価額:4,700万円
土地 :45u(敷地利用権の割合相当の面積)
建物 :95u(専有部分の床面積)
資金調達方法:
自己資金2,000万円
銀行からの借入金2,200万円
父親からの資金援助500万円
(平成30年12月末の借入金残高は、2,150万円)
返済期間:20年
留意点 :当該マンションの取得は、特定取得に該当する。当該マンションは、認定長期優良住宅および認定低炭素住宅に該当しない。
※家族は、Aさんと同居し、生計を一にしている。
※Aさんとその家族は、いずれも障害者および特別障害者には該当しない。
※Aさんとその家族の年齢は、いずれも平成30年12月31日現在のものである。
※上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。
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