問6 2019年1月実技中小事業主資産相談業務

問6 問題文と解答・解説

問6 問題文

Mさんは、Aさんに対して、YファンドとZファンドの運用パフォーマンス等について説明した。《設例》の<YファンドおよびZファンドの実績収益率・標準偏差>に基づき、Mさんが説明した以下の文章の空欄(1)〜(3)に入る最も適切な語句または数値を、下記の〈語句群〉のイ〜チのなかから選び、その記号を解答用紙に記入しなさい。なお、問題の性質上、明らかにできない部分は「□□□」で示してある。

I 「YファンドとZファンドをシャープ・レシオで比較した場合、安全資産利子率を0.10%と仮定すると、Yファンドのシャープ・レシオは( 1 )、Zファンドのシャープ・レシオは□□□となり、( 2 )のほうが効率よく運用されていた
と評価することができます」

II 「仮に、実績収益率の平均値を各ファンドの期待収益率とし、YファンドとZファンドをそれぞれ4:6の割合で購入した場合のポートフォリオの期待収益率を算出すると、( 3 )%になります」

〈語句群〉
イ.0.33 ロ.0.42 ハ.0.44 ニ.3.85 ホ.4.00 ヘ.4.15
ト.Yファンド チ.Zファンド

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問6 解答・解説

シャープレシオ・ポートフォリオの期待収益率に関する問題です。

シャープ・レシオ=(ポートフォリオの収益率−安全資産利子率)÷標準偏差 ですので、
Yファンドのシャープ・レシオ=(3.25%−0.1%)÷7.50%=0.42
Zファンドのシャープ・レシオ=(4.75%−0.1%)÷6.25%=0.744→0.74

シャープ・レシオは、標準偏差で測ったリスク1単位に対して、超過収益率がどれだけあったかを示すものですから、値が大きいほど超過収益率が高い=優れた金融商品ということです。
従って、シャープ・レシオからみて優れている金融商品は、Zです。

II ポートフォリオの期待収益率=(各資産の構成比×各資産の期待収益率※)の合計 となります。
各資産の収益率=(予想収益率×生起確率)の合計

本問ではYファンド・Zファンドの実績収益率の平均値を期待収益率としますので、YとZの実績収益率の平均値に構成比を乗じたものの合計がポートフォリオの期待収益率となるわけです。

従って、ポートフォリオの収益率=3.25%×40%+4.75%×60%=4.15%

よって正解は、4.15%

なお、ポートフォリオの期待収益率は、本問のように各資産ごとの期待収益率を算出して計算する方法以外にも、好況・現状維持・不況等の各シナリオごとの期待収益率を算出して計算する方法もあります。
その場合は、ポートフォリオの期待収益率=(各シナリオの生起確率×各シナリオの収益率※)の総和
となります。
各シナリオの収益率=(収益率×投資比率)の総和

以上により正解は、(1)ロ.0.42 (2)チ.Zファンド (3)ヘ.4.15

問5             第3問

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