問4 2018年5月実技資産設計提案業務
問4 問題文
下記<資料>の債券を取得日から3年後に売却した場合における所有期間利回り(単利・年率)を計算しなさい。なお、手数料や税金等については考慮しないものとし、計算結果については小数点以下第4位を切り捨てること。また、解答に当たっては、解答用紙に記載されている単位に従うこと(解答用紙に記載されているマス目に数値を記入すること)。
<資料>
表面利率:年1.2%
額面 :100万円
購入価格:額面100円につき100.00円
売却価格:額面100円につき101.00円
所有期間:3年
問4 解答・解説
債券の利回りに関する問題です。
所有期間利回りとは、既発債を償還期限前に売却した場合の利回りですが、単利の利回りの計算式は、
利回り(%)=(1年間の収益合計/投資金額)×100 です。
※1年間の収益=1年分の利子+1年当たりの差益
1年分の利子 :額面100円×1.2%=1.2円
1年当たりの差益:(売却額101.00円−購入価格100.00円)/所有期間3年=0.3333円
1年間の収益合計:利子1.2円+差益0.3333円=1.5333円
利回り(%)=(収益合計1.5333円/投資金額100.00円)×100
=1.5333→1.533%(小数点以下第4位切捨て)
以上により正解は、1.533(%)
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