問24 2018年5月学科
問24 問題文択一問題
株式市場の各種指標に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
1.東証株価指数(TOPIX)は、東京証券取引所市場第一部と市場第二部に上場している内国普通株式全銘柄を対象として算出される。
2.日経平均株価は、東京証券取引所市場第一部に上場している内国普通株式全銘柄を対象として算出される。
3.東証マザーズ指数は、東京証券取引所のマザーズとJASDAQに上場している内国普通株式全銘柄を対象として算出される。
4.JPX日経インデックス400は、東京証券取引所の市場第一部、市場第二部、マザーズ、JASDAQを主たる市場とする普通株式の中から、ROEや営業利益等の指標等により選定された400銘柄を対象として算出される。
問24 解答・解説
株式市場の指標に関する問題です。
1.は、不適切。東証株価指数(TOPIX)は、東証1部上場の全銘柄の、市場に流通している浮動株を対象とする、時価総額加重型の株価指数です(昭和43年1月4日の値を100としています)。 中堅企業向けの市場といわれる東証2部は対象外です。
2.は、不適切。日経平均株価は、東京証券取引所の一部上場企業のうち代表的な225銘柄から構成されたものです。増資や株式分割で1株当りの価値が薄くなったとしても、指標としての連続性を保つように計算されます。
3.は、不適切。東証マザーズ指数は、マザーズ上場の全銘柄を対象として算出される時価総額加重平均型の株価指数です。
JASDAQ上場の全銘柄を対象とする指数は、ジャスダック指数(ジャスダックインデックス)です。
マザーズもJASDAQもベンチャー企業向けの市場(新興市場)ですが、マザーズの方は、東証一部へのステップアップを目指す成長企業向けの市場とされています。
4.は、適切。JPX日経インデックス400は、東証1部に加え、2部やマザーズ・ジャスダックといった新興市場も含めた東京証券取引所の上場銘柄のうち、ROE・営業利益・時価総額により選定された400銘柄の、市場に流通している浮動株を対象とする、時価総額加重型の株価指数です。
よって正解は、4.
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