問10 2018年5月学科
問10 問題文択一問題
貸借対照表に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1.「有形固定資産」には、土地や建物、機械設備が計上されており、いずれも一定の耐用年数に基づき減価償却が行われる。
2.「無形固定資産」には、特許権やソフトウエアが計上されており、いずれも一定の耐用年数に基づき減価償却が行われる。
3.「投資その他の資産」には、長期貸付金や出資金などが計上されている。
4.「流動負債」には、買掛金や短期借入金などが計上されている。
問10 解答・解説
企業の決算書に関する問題です。
1.は、不適切。貸借対照表における有形固定資産は、土地・建物、機械設備、船舶、車両等で、建物や機械設備、船舶、車両等は期間の経過に応じて価値が減るため、一定の耐用年数に基づき減価償却して費用化されますが、土地は、取得してから期間の経過に応じて価値が減るわけではないため、減価償却の対象外です。
2.は、適切。貸借対照表における無形固定資産は、営業権や特許権、ソフトウエア等であり、いずれも一定の耐用年数に基づき原則として定額法で減価償却されます。
3.は、適切。貸借対照表における投資その他の資産は、固定資産の一つで、長期貸付金や出資金、投資有価証券(取引先との持ち合い株式や私募債・国債)等です。
4.は、適切。貸借対照表における流動負債は、1年以内に返済すべき負債のことで、買掛金や短期借入金、支払手形等です。
よって正解は、1.
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