問23 2018年1月学科
問23 問題文択一問題
株式投資信託の一般的な運用手法等に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1.企業の成長性を重視し、将来の売上高や利益の成長性が市場平均よりも高いと見込まれる銘柄に投資する手法は、グロース投資と呼ばれる。
2.経済環境、金利動向などを踏まえ、ベンチマークを上回る運用成果を目指す運用手法は、パッシブ運用と呼ばれる。
3.各銘柄の投資指標の分析や企業業績などのリサーチによって銘柄を選択し、その積上げによってポートフォリオを構築する手法は、ボトムアップ・アプローチと呼ばれる。
4.経済環境などのマクロ的な分析によって国別組入比率や業種別組入比率などを決め、その比率の範囲内で個別銘柄を決めていく手法は、トップダウン・アプローチと呼ばれる。
問23 解答・解説
投資信託の分類・運用スタイルに関する問題です。
1.は、適切。グロース投資は、売上高や利益の伸び率などの、企業等の成長性に着目して銘柄選択を行う運用スタイルです。
2.は、不適切。パッシブ運用とは、投資評価の基準となるベンチマークの動きと連動した運用成績を目指す運用スタイルです。
投資評価の基準となるベンチマークを上回る運用成績を目指す運用スタイルは、アクティブ運用です。
3.は、適切。ボトムアップ・アプローチとは、マクロ経済動向等にかかわらず、個別銘柄の投資指標の分析、リサーチの積上げにより銘柄を選定し、ポートフォリオ構築を図る運用手法です。
※ボトムアップ・アプローチ:どの会社?⇒現在の株価は?資産価値は?将来性は?
4.は、適切。トップダウン・アプローチとは、経済・金利・為替などのマクロ経済動向の予測からはじまり、資産配分や業種別配分を決め、その後個別の選別を行う運用手法です。
※トップダウン・アプローチ:今後の景気は?⇒債券・株?どの業界?⇒どの会社?
よって正解は、2.
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